パン派が注目、"スぺパ"も抜群「パンがおいしく焼けるレンジ」をガチ検証!これまでの"オーブンレンジ"と何が違う?オススメ機種も紹介
食パンはサクッとしており、小麦の香りも楽しめる。少し端の部分は水分が蒸発している印象もあるが、一般的なトースターで焼いたトーストと遜色はなかった。


クロワッサンはオーブンモードで180℃設定を行い、7分ほど加熱した。リベイク専用モードはないので、自分である程度考えて試して最適な時間を見つける必要がありそうだ。
予熱はしなかったものの、焼き上がったクロワッサンは表面が焼く前よりサックリとしており、ハリが戻っていた。ただ、中心部分についてはやわらかく、少し温度が低かったので、もう少し追加して加熱したほうがよさそう。シンプルな操作性が魅力ではあるが、このあたりの調整を自分で行う必要がある。

トーストやリベイクがメインなら…
トーストやリベイクをメインにするなら、アラジンの「グラファイトオーブンレンジ AEM-G14A」がおすすめだ。0.2秒で発熱する「グラファイトヒータ」により、短時間で加熱が可能。また、食品に直接マイクロ波を当てて加熱し、グリルで表面をこんがり焼くリベイク機能も搭載されており、惣菜パンをよく買う人には嬉しい機能だ。
日立の「2in1トースターレンジ MRT-F100」は、トーストが簡単にでき、電子レンジ機能があれば十分だという人におすすめ。オーブン機能が不要という人も多いため、無駄を省いて使いやすさを優先したい人にぴったり。また、自分で調整して好みに仕上げたい方にも選択肢として最適だ。
シャープの「RE-WF276」は、途中でひっくり返す必要があり、トースト調理時間が他の2製品と比較すると長めだ。ただし、他社の“トーストできるオーブンレンジ”と比べると時間は短く、焼き上がったトーストは乾燥も抑えられている。
一方、オーブンやスチーム機能を搭載しており、自動メニューも豊富なので、料理やお菓子をメインに使いたい方は満足できるだろう。
今回は、電子レンジとトースターを2台置かなくても済む人気のモデルから、「トースト」や「パンのあたため」をメインに比較した。一見同じように見える製品だが、それぞれに特徴や得意な調理内容が異なる。自分の使い方に合った一台を見つけてほしい。
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