パン派が注目、"スぺパ"も抜群「パンがおいしく焼けるレンジ」をガチ検証!これまでの"オーブンレンジ"と何が違う?オススメ機種も紹介
リベイクはマジックラックを使用し、オーブン用シートを敷く。クロワッサンを乗せたら「リベイク」モードで弱を選び、スタートキーを押す。約2分であたためが完了した。
しんなりしていたクロワッサンだが、口に入れると表面のサクッという食感を楽しめる。中心部は少しぬるかったが、それはあとで最大1分30秒まで延長加熱ができる。マイクロ波とグラファイトヒータを同時に使い、短時間で中まで加熱できるのは、3製品の中でグラファイトオーブンレンジだけとなる。

次に「日立」製を検証
日立グローバルライフソリューションズ(以下、日立)の「2in1トースターレンジ MRT-F100」(以下、トースターレンジ)は、“トースターと単機能レンジ2台分を1台にまとめる”をコンセプトにしている。実勢価格は4万6500円。
「単機能」というのがポイントで、アラジンとは異なり、グリル機能はあるものの、温度を設定できるオーブン機能は用意されていない。つまり、温度設定が重要になる、デリケートなお菓子やパン作りは難しい。
グリルプレートが付属しており、表面にはフッ素処理加工が施され、裏面にはマイクロ波を吸収して発熱する発熱体(フェライトゴム)が使われている。
このため、グリルプレートはマイクロ波で直接加熱できる。パンを置いて上からはヒーターで焼き、下からはグリルプレートの加熱で同時に焼けるので、ひっくり返す必要がない。


容量は15Lということで、底面積のスペースは広いものの、高さが抑えられている。庫内上部にはヒーター管があり、上から食材を加熱する。食材との距離が近いので、予熱不要で、素早く庫内の温度が上昇し、短時間でトーストが可能。
一般的なオーブンレンジでトーストしようとすると10分程度時間がかかることもあるが、小さい庫内だから短縮でき、パンの乾燥を抑えられるのだ。
モードはトーストモード、パンリベイクモード、アレンジトーストモード、ピザモード、グリル(強・弱)、電子レンジ、予熱モード。すべてダイヤル式でイラスト表示があり、操作しやすい。自動メニューはなく、操作がシンプルで迷わず使える。
食パンをトーストモードで焼いてみた。トーストモードは素早く庫内の温度を上げ、マイクロ波でグリルプレートを高温にし、表裏から加熱して食パンを焼くモードだ。今回は5分加熱してみた(レシピでは3~5分推奨)。


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