パン派が注目、"スぺパ"も抜群「パンがおいしく焼けるレンジ」をガチ検証!これまでの"オーブンレンジ"と何が違う?オススメ機種も紹介

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

一般的なオーブンレンジで焼くよりも時間が短いため、中心部分はふんわりした食感で、表面はサクッとしている。ただ、ミミの周辺は若干水分が失われている感じもあり、パサついていた。

最近流行りの高級トースターと比較するとモチモチ感も薄いが、一般的な「トーストが焼けるオーブンレンジ」で焼くパンよりは仕上がりはよい。

クロワッサンをリベイクモードで焼いた。リベイク時に、アラジンのグラファイトオーブンレンジは、マイクロ波を直接食品に当てて中を加熱し、表面をヒーターで焼いてこんがり仕上げることができる。

一方、このトースターレンジでは、マイクロ波はグリル皿を加熱するために使われるので、食品を直接加熱することはない。そのため、一般的なトースターと同じような加熱方法となり、内部が温まりにくい焼き上がりとなる。

タイマーダイヤルを回し、加熱時間を4分に設定(レシピでは3~5分推奨)で終了した。この時間設定は、オーブンレンジでのトーストとしては短時間だ。薄めのクロワッサンということもあり、中はアツアツというほどではないものの、ほんのり温かい。表面の食感は少ししっとり感が残ってしまった。

クロワッサン
自分で調整できる楽しさはあるが、朝の忙しい時間などは少々面倒に感じるかも(写真:筆者撮影)

最後に「シャープ」製を検証

シャープ「RE-WF276」は、過熱水蒸気オーブンレンジだ。多彩な機能を備えており、分量設定が不要でサッと作れる「らくチン!」メニューがあるので、初心者でも自動メニューにおまかせして、さまざまな料理を作ることができる。

さらに、スチームカップが付属しているので、ラップなしで蒸気とレンジ加熱により、しっとりとあたためることもできる。オンラインストア価格は6万0500円

オーブンレンジRE-WF276
幅465mm、奥行385mm、高さ390mm、重さは約13kg(写真:筆者撮影)
付属品
付属品は角皿とスチームカップ。スチーム調理ができるのは嬉しい(写真:筆者撮影)

トーストは自動メニューで調理できる。レンジとの組み合わせではなく、上部から熱を当てるシンプルなグリル調理なので、途中でひっくり返す必要がある

トースト専用ボタンなどはないので、パンを焼くときも自動メニューを設定する必要があり、自動メニュー「13」、枚数は「1」を選ぶ。途中でひっくり返す必要があり、「ピッピッ」という音がしたら、いったん食パンを取り出す。ミトンを使って角皿を手前に引き出し、トングでつまんでひっくり返した。トータルで8分半ほどかかった。このあたりは、一手間があるので少々面倒だ。

朝の忙しい時間、この音を聞き逃してうっかり放置すると、中で食パンの水分が奪われてパサパサになってしまうので、必ずひっくり返し、すぐにパンを出さなければならない

トースト
今回試した中で、ひっくり返さなければならないのは同モデルのみ(写真:筆者撮影)
次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事