年収150万円アップのはずが…「転職先で"死神"と呼ばれた男」40代コンサルが味わった衝撃の裏切り

「仕事が不調」そのときかかった転職の誘い
松本和也さん(仮名、40歳)は、人事コンサルティング業界で十数年にわたってキャリアを積んできた。
中堅規模のコンサルティング団体でシニアコンサルタントの肩書きを持ち、若いころから数多くのプロジェクトを成功に導いてきた実力者だ。
顧客企業の人事制度設計から労務改善まで幅広く手掛け、その功績は社内外で評価されてきた。
だが、40代半ばを迎えるころから、彼は社内での居場所を徐々に失っていく感覚に悩まされるようになった。
きっかけは、主要クライアントの経営陣交代だった。オーナー企業では先代から二代目、三代目への代替わりが進む。長く付き合いのあった経営者が退き、新しい経営陣が就任すると、「前社長の時代から付き合ってきた外部コンサルはもう不要だ」と判断されるケースが少なくない。
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