常連さんに麻婆豆腐を振る舞ったスナックママ、《自家製豆板醤》で"高級中華と遜色ない味"を実現→「麻婆豆腐の素」が大反響になるまで

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豆板醤
豆板醤の香りをぜひかいでみてほしい。山椒を入れているため、爽やかな柑橘のような香りもする(筆者撮影)

さらには、自家製豆板醤や自家製にんにく豆板醤など、いろんな加工品の味見、購入も可能。物によっては通販で取り扱っていないため、店に来ないと購入できない。店で食べて楽しんで、買って帰れば家でもさらに楽しめる。

麻婆豆腐をもっと誰もが、気軽に食べられる存在に

客足は特に夏の方が多くなるという。暑い夏こそ、味の濃いもの、辛いものを涼しい部屋で食べて爽快感を感じたくなるもの。筆者の取材は7月末、暑い日で客がひっきりなしに入ってきており、ラストオーダーぴったりの14:40にも客が入るほどの賑わいだった。

店内
店内にはテーブル席とカウンター席が。調理風景も見えるようになっている。店の内装は、ラーメン屋の造りを参考に、女性ひとりでも気軽に入れる雰囲気を大切に考えたという(筆者撮影)
注文を受けて麻婆豆腐を作る様子
注文を受けて麻婆豆腐を作る様子(筆者撮影)

地方ではまだ珍しい麻婆豆腐専門店として、地元客だけでなく遠方からこの味を求めて来る人もいるという。

ミンミンさんは「カレーのように、誰もが気軽に食べられる存在にしたい」と意気込む。四川伝統製法の豆板醤を使った麻婆豆腐が、地方から麻婆豆腐の新時代を切り開こうとしている。

【画像を見る】美味しそうすぎる…四川伝統製法の豆板醤を使った麻婆豆腐はこんな感じ。本編で紹介しきれなかった画像も
横田 ちえ ライター

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よこた ちえ / Chie Yokota

鹿児島在住。WEB・雑誌での執筆のほか、企業のオウンドメディア運営やパンフレット製作など幅広く活動。日ごろから九州を中心に全国あちこちを巡り、取材テーマを模索している。最近特に力を入れているテーマは離島や温泉。

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