常連さんに麻婆豆腐を振る舞ったスナックママ、《自家製豆板醤》で"高級中華と遜色ない味"を実現→「麻婆豆腐の素」が大反響になるまで
「山椒の皮は硬く、口に残りやすいので取り除いています」(坂口さん)
こうした丁寧な処理のため、1kgの山椒から取れるのはおよそ半分。徹底した味への追及姿勢が伺える。

葉ニンニク辣油。葉ニンニクは地元農家からまとめて仕入れている(筆者撮影)
「味変」からの「麻薬ラー油ご飯」にチャレンジ
もう一つの卓上調味料「葉ニンニク辣油」は、葉ニンニクの香りをしっかり油に移した香りのよい辣油。これもかけることで麻婆の風味がさらに良くなる。
赤山椒、葉ニンニクをかけて「味変」を楽しみながら、最後まで飽きることなく麻婆豆腐を楽しみつくせる仕掛けになっているのだ。

ごはんに葉ニンニク辣油をかけた「麻薬ラー油ご飯」(筆者撮影)
そして、お店が推奨する食べ方「麻薬ラー油ご飯」。ごはんに葉ニンニク辣油とミックス塩をかけて食べると、病みつきになる美味しさだ。最初は白ご飯と麻婆豆腐で楽しみ、後半は「麻薬ラー油ご飯」にするなど、変化を付けながら食べ進められるのが楽しい。
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