「ホントの秋葉原の住み方」を”秋葉原に住むことをテーマ”にした同人誌『秋葉に住む』を21年書き続ける達人に聞く
東京で近所の方と仲良くなり、ホームパーティー的なことまでやる人の方が少ないだろう。
しげの「交通の利便性もいいから駆けつけやすいんです。場所を借りて間借りカフェなどのイベントを開催できるレンタルスペースも増えています」
変化していく街、秋葉原のこれから
秋葉原はこれからどんな街になるか。
しげの「交通の利便性は変わらず支持されると思います。アイドルのライブハウスや、試聴が重要なハイエンドオーディオのショップなど、物理的に店を構える意義がある店は生き残ると思います」
秋葉原住まいが合う人とは。
しげの「一番合う人は、交通の利便性が役立つ出張が多い人とか。オタク的なものに触れたい人にも向いていますね。あとは、変化していく街なので、それが嫌いじゃない人。町会の活動が活発なので、祭り好きな人も」

最後に、しげのさんは『秋葉に住む』の発行をいつまで続けるのか。
しげの「これまでも、これからも変わり続ける街ですし、変化を楽しみながら秋葉原に暮らしたいです。『秋葉に住む』がきっかけで秋葉原に引越した人も、直接伝えてくださった方だけで数十名います。2025年の夏のコミックマーケットにも参加予定ですし、本の発行はできる限り続けたいですね」
『秋葉に住む』は8月17日(日)に開催される「コミックマーケット106」に参加する。スペースは「東5ホール タ-58b」。新刊として『秋葉に住む』VOL.38(特集:秋葉原の名所旧跡)を発行する。
