「大谷翔平を見たい!会いたい!」アメリカにツアーで押し寄せる日本人ファンたちの実態

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ただJayさんは「日本のお客様の中には、球場からホテルへ歩いて帰ろうとする方もいらっしゃいます。万が一ということもありますので、それはやめていただきたいです」と話す。

「大谷翔平ブーム」はいつまで続くか

今のMLBブーム、ドジャースブームの実態は、結局のところ「大谷翔平ブーム」ということになるだろう。山本由伸や鈴木誠也がどんなに活躍しても、このブームにはならなかったはずだ。桜井氏は今後の展望について、どんな見通しをもっているのか?

「昨年、大谷選手はドジャースと10年契約をしましたが、10年間ずっとすごい成績を上げ続けるというのは、ちょっと考えにくいでしょう。

ターニングポイントになりそうなのは、3年後ですね。 2028年のロサンゼルスオリンピック、野球が正式競技に復帰します。メジャーリーガーの参加も有望視されています。大谷選手は34歳になりますが、3年後のオリンピックまで今と同じように活躍してくれればいいな、と思っています。

それから今年で言えば、ドジャースはぜひ去年と同様、ポストシーズンに進出してほしい。ポストシーズンがあるとないとでは、全然違ってきますから。とにかく大谷選手には怪我をしないで長く頑張っていただきたい。それに尽きます」

大谷翔平の雄姿を観たいという一心で海を渡る日本人ファンは今後も増えるだろう。そういうファンが、ロサンゼルスで一生忘れがたい体験をするために、ツアーガイドを利用するのも、1つの選択肢だと思う。

広尾 晃 ライター

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ひろお こう / Kou Hiroo

1959年大阪市生まれ。立命館大学卒業。コピーライターやプランナー、ライターとして活動。日米の野球記録を取り上げるブログ「野球の記録で話したい」を執筆している。著書に『野球崩壊 深刻化する「野球離れ」を食い止めろ!』『巨人軍の巨人 馬場正平』(ともにイースト・プレス)、『もし、あの野球選手がこうなっていたら~データで読み解くプロ野球「たられば」ワールド~』(オークラ出版)など。

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