「達成感を得られなくて”最初の5年”はしんどかった」リクルートで”営業一筋24年”の男性が「47歳で第一子&専業主夫」になった感想

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加えて、会社員時代から緑内障も患っていた。緑内障は視神経が障害され、視野が狭くなる病気だ。進行すると失明に至る可能性もあるが、現役時代はなかなかケアができず進行してしまったという。

「でも、専業主夫になってからはちゃんと定期的にケアもできるし、平日に通院もできるので、進行は収まっています」。

現在の暮らし方は、さまざまな病とともに生きる河野さんにとって、そしてご家族にとっても最適な状態であると言えるだろう。

健康に関して、他に心がけていることはあるのだろうか。

「なかなか運動はできていない」と話す河野さんだが、妻が仕事のない日の平日の午前中には、お昼ご飯を持って近隣のテーマパークにふたりで出かけ、”謎解き”イベントに参加しながら1万歩以上ウォーキングをするというデートを時々行っているという。

子ども好きの妻から感化されて

「妻とは一度も喧嘩をしたことがない」と河野さんは話す。良好な夫婦関係を保つ秘訣について聞いた。

「お互いポジティブで末っ子で、似ているからか対立しないんですよね。『ふたりで子どもを育てている』という感覚が強い。僕も子どもと接する時間が長いし、子どものことについてお互いに対話する時間が、たぶん他の家庭よりは多いんじゃないかと思います。パートナーとか、同志という感覚に近いですね」

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