再開発をすると街の魅力がなくなる…とは限らない!下町情緒を残しながら新風を吹き込んだ、亀戸の商業施設「カメイドクロック」はどう凄い?

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 5
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
カメイドクロック
下町情緒が感じられる亀戸駅北口の反対、東口に新たな賑わいと利便性を生み出した「カメイドクロック」(筆者撮影)
この記事の画像を見る(24枚)
「古くからの下町情緒と新しさが融合して、さらに魅力的な街になった」4年前と今の亀戸の街を比べると、そう感じる。
街を、大きく変える力を持つ商業施設。人口を増やし、新たなビジネスを生むだけでなく、街のイメージや地価までも変化、向上させてしまう。
そこで本連載では毎回、さまざまな街にある商業施設を、「どのようにして街を変えたか」という観点からレポート。多様な観点から「街づくり」について考えていく。

「亀戸」の街をご存じの方は、「下町」や「商店街」といったイメージを抱くのではないだろうか。

亀戸駅の北口は複数の商店街があり、「亀戸ホルモン」や「亀戸餃子」の飲食店や、赤提灯系の居酒屋がズラリと並ぶ。酒飲みにはたまらない通りだ。

亀戸駅北口
亀戸駅北口には飲食店が集積している。今度ビールを流し込みに来たい(筆者撮影)
亀戸十三通商店街
北口側にある「亀戸十三通商店街」。暮らしに便利な店舗が並ぶ(筆者撮影)

だが、亀戸という街を、単なる「飲ん兵衛の街」と思っているのは非常にもったいない。実は、豊かで多様な歴史を持つ街なのだ。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事