再開発をすると街の魅力がなくなる…とは限らない!下町情緒を残しながら新風を吹き込んだ、亀戸の商業施設「カメイドクロック」はどう凄い?

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 5
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

さらに歩くと、空間がひらけて緑が広がる。「カメクロステージ」と名付けられた広場だ。地域のイベントが実施されることもある。

カメクロステージ
イベントスペースの役割も担う「カメクロステージ」(筆者撮影)

コンパクトながらも子どもが適度に思い切り走り回れるスペースがあり、小さな子連れの方を中心にくつろぐ様子が見られた。地域の人々の憩いの場になっている。

カメクロステージ
「カメクロステージ」は、大人がくつろいだり、子どもたちが寝転んだり遊んだりする場になっている(筆者撮影)

「カメクロステージ」から館内へ入ると、またもイベントスペースが目に飛び込んでくる。こちらは吹き抜けに設けられた「カメクロコート」。

この日、イベントは開催されていなかったが、ギターを手にした学生がリハーサルしている様子が見られた。近日中にイベントが開催されるのだろう。「学生のときにここで演奏したな」という思い出と、施設への愛着を生むに違いない。

市民の生活に寄り添うテナントが揃う

テナントは、「ライフ」「ココカラファイン」「セリア」「ユニクロ」「GU」「ニトリ デコホーム」「コジマ×ビックカメラ」「TSUTAYA BOOKSTORE」「スポーツデポ」など、近所にあるとうれしいチェーン店を中心に構成されている。

ファッション・グッズ、グルメ、フード、サービスのテナントがバランスよく約135店舗そろっている。毎日の買い物に便利なのはもちろん、休日のショッピングも楽しめる施設だ。

主なテナント
主なテナント(出典:野村不動産ホールディングスニュースリリース)
次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事