74歳ヒョウ柄おばちゃんは「ガオーッ!」と吠え続ける→2900円で"安くて派手"を貫き、「着て自分を鼓舞してるねん」と笑う生き方と商売の流儀
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17歳からヒョウ柄を愛した女
「なにわ小町」の代名詞とも言えるヒョウ柄。高橋さんがその魅力に取りつかれたのは17歳の頃だ。しかし、当時のヒョウ柄といえばイタリア製の高級品ばかり。「とてもやないけど手が出る値段じゃなかった」そうだ。それでも、憧れずにはいられなかった。
「海外のスターに憧れてたんやと思います。『ひまわり』でソフィア・ローレンも着てた。実はあれトラ柄やったんやけど、『大人になったらヒョウ柄着よう』と思ってました」
なぜ、そこまでヒョウ柄に惹かれたのか? 理由は、高橋さんの生い立ちにある。祖父母が料亭を営んでおり、芸者の「お姉ちゃま」の出入りがある華やかな世界に触れて育った高橋さんにとって、海外スターが身につけるヒョウ柄は、憧れの象徴だったのだ。



















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