「なんでこんな点なの!」「もっと勉強しなさい!」は逆効果…。子どもの成績がアップする"声かけ"の意外なコツ

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(写真:すとらいぷ/PIXTA)
「うちの子、なかなか勉強しない…」。そんな悩みを抱えていませんか? 学習塾の塾長である建部洋平さんは「実は、中学生こそ、親の関わり方がもっとも影響する時期です。私はこれまでに、親御さんのちょっとした声かけや意識の変化だけで、低迷していた子どもの成績が一気に上がる場面を何度も見てきました」と言います。『第一志望合格率96.8%の塾講師が教える 中学生の成績は「親の声かけ」で9割決まる!』を一部抜粋・再構成し、中学生が自ら勉強する親の声かけをご紹介します。

「中学生になれば勉強する」は幻想だった!?

「中学生になれば、自分で勉強するもの」

親はそう思っていたのに、現実は違った――。

「中学生なのに、まだ『勉強しなさい』と言わなくてはいけないのか……」と頭を抱える親御さんは、決して少なくありません。

「うちの子、ぜんぜん勉強をしなくて困っているんです」

「勉強の話になると、いつも親子でバトルがはじまります」と、悩む親御さんから、私のところにも、毎日のようにそんな声が届いています。

また、自分から机に向かう子でも、テスト前だけだったり、机に向かうものの、途中でスマホをいじったり、ノートを開いたままボーッとしていたりして、「テスト前はあわてて勉強してるようだけど、思ったより点数が取れない……」「テストでは点数が取れているのに、内申点が取れなくて……」と、悩んでいる親御さんもいらっしゃいます。

中学生なら、もう親があれこれ言う必要はないと思われるかもしれませんが、私は、中学生こそ「親の関わり方」が大きく影響する時期だと実感しています。

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