「なんでこんな点なの!」「もっと勉強しなさい!」は逆効果…。子どもの成績がアップする"声かけ"の意外なコツ
もちろん、ウソの中身にもよります。社会的ルールに反することや人を傷つけるようなウソ、たとえば、人の物を盗んだのに、それをごまかして「もらった」とウソをつくなどは厳しく叱る必要があります。
でも、そこまで深刻なものでなければ、「あの子もなかなか知恵がついたな」と、その成長をむしろ楽しむくらいの気持ちでいれば、家庭内の雰囲気はグンとよくなります。
信頼感が自分から勉強する気持ちにつながる
子どもたちのまわりにいる学校や塾の先生といった「普通の大人たち」は、たいていダメなことに対してはストレートに「ダメ」と子どもに教えます。
子どももウソをついてはいけないことくらいわかっています。わかっているから、大人から今さら正論を言われても響かないのです。
そこにあえてフェイントで「そのウソ、面白いな」「なかなかユニークな言い訳を考えてきたな」と笑ってくれる大人がいると、「えっ!?」と一瞬戸惑うわけです。
しかも、相手はニコニコ笑ってくれている。この信頼感が、子どもの心を動かすのです。そんな信頼感が、自分から勉強する気持ちにつながるのです。
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