「なんでこんな点なの!」「もっと勉強しなさい!」は逆効果…。子どもの成績がアップする"声かけ"の意外なコツ
中学生だからって大人扱いしすぎない
子どもがうんと小さかったころ、「夕ごはんの前におやつを食べちゃダメ」と約束をしたのに、親が見ていない隙に、子どもがおせんべいをこっそり食べていたとします。口のまわりにしっかりおせんべいのカスをつけたまま、「え?クマちゃんが食べちゃったの!」なんて一生懸命に言い訳していたらどうでしょう?
「こんなかわいいウソもつけるようになったなんて」と目を細めながらわが子の成長を喜ぶのではないでしょうか。
ところが、子どもがだんだんと大きくなるにつれて、親御さんは大人目線で子どもを見るようになります。小学校高学年〜中学生くらいで大人と変わらない背丈になってくると、親は子どもを大人扱いをして厳しくしてしまいがちですが、心はまだまだ子どもです。
だから、そんなに早くから大人扱いしないで、もうちょっとだけ子ども扱いしてください。
小さな子どもが小さなウソをついたときに笑ったように、中学生の子どものウソも笑って許すおおらかさを、ときにはもってほしいのです。
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