「なんでこんな点なの!」「もっと勉強しなさい!」は逆効果…。子どもの成績がアップする"声かけ"の意外なコツ
「でも私には、勉強を教えられる自信がないんですけど……」という声が聞こえてきそうですが、親が勉強そのものを教える必要はありません。
しかし、親の関わり方次第で、子どもの勉強に対するモチベーションや成績が変わってきます。
高校受験を控えた子はもちろん、中高一貫校に通っていて受験がない子どもたちにも、同じように親御さんの声かけが大きな効果を発揮します。
ここからは具体的な声かけ例をご紹介します。
ケース【子どもがウソをついて塾をさぼった】
×つぶす言い方
「なんでウソをついたんだ!ウソをついてはいけないよ」
○ほめてやる気にさせる言い方
「よく思いついたなぁ。すごいじゃん」
子どもがウソをついたら、あなたはどうしますか? たいていの親御さんは、そのウソを指摘し、正そうとするでしょう。確かに、それは正しい。
でも、ただ正論を述べるだけでは、子どもの心はピクリとも動きません。
むしろ、「またガミガミ怒っているし」とうんざりした気分になるだけで、親子関係はギクシャクしていく一方です。
「じゃあ、ウソを肯定するの?」と驚かれそうですが、決してウソがいいわけではなく、子どもがウソをついたときこそ、親の反応が試されるときだと思ってください。ポイントは、「普通の大人とは違う反応を見せる」です。