登録者数は70万人超! YouTubeお悩み相談番組「大愚和尚の一問一答」。トップの悩みはやっぱりお金。「清貧」イメージをもつ僧がお金を語る深い理由
私が学生の頃、教授から言われた言葉があります。
Follow the money.
(世の中で起きる出来事の真実を知りたければ、お金の流れを追いなさい)
お金の流れを追っていくと、そこに「真実」が見えてきます。
歴史というのは言うなれば、「勝者の歴史」です。勝者によって都合よくつくられた物語です。私たちが教科書で習う歴史も、それは同じです。
これから一番必要なもの「小欲知足」
真実を知るためには、お金の流れを追うしかありません。なぜならお金の流れは、嘘をつかないからです。そしてそれは、現在の歴史においても変わりません。
本書は、宗教の本であり、お金の本であり、戦の本でもあります。これらの3つの要素は、世界に農耕が根づいてから、切っても切れないものとなりました。そして、この3つの絡まりをほぐすことができるのが、お釈迦様の教え(真実を見る目)だと私は考えています。
仏教は私たちに、「少欲知足(しょうよくちそく)」 を説きます。
あくなき欲望を満たし続けようとするのではなく、必要なものを見極めて、満足すること。
それはこれからの社会に一番必要とされている考え方です。私がお金と宗教に関する本を出したのは、もしかすると、このひと言を伝えるためかもしれません。そのために、なぜ352ページも費やさねばならなかったのか。
どうぞページをめくって、確かめてみてください。
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