「ららぽーと豊洲1」から海沿いの「春海橋公園」を歩いていくと、三井不動産が手がけたマンション「アーバンドックパークシティ豊洲」がある。ここでもいくつかのモニュメントを発見できた。

「アーバンドックパークシティ豊洲」の反対側には、「ららぽーと豊洲1」とつながるようにして「豊洲公園」が隣接している。「豊洲公園」にもさまざまなモニュメントが置かれており、歴史が受け継がれている。
「ドック広場」を眺めながらの食事は格別
ランチを食べるべく「ららぽーと豊洲1」に戻り、3階のとあるレストランに入ったところ、目の前に「ドック広場」が見える席に通してもらえた。
「ドック広場」には、浅草行きの水上バス乗り場も設けられている。ちょうど水上バスの出発時間であったため船のような乗り物がやって来て、子連れファミリーなどが乗り込む様子が見られた。

1階のフードコート「マリーナキッチン」の窓際の席でも、海を眺めながら食事を楽しめる。フードコート以外にも複数の飲食テナントが「ドック広場」に面しており、テラス席で談笑する人の姿も見られた。

きっと夜は、レインボーブリッジやタワーマンションの夜景が特別な時間を演出してくれるのだろう。「ららぽーと豊洲1」は、「海」という資源を最大限に活用したつくりとなっている。
かつて造船工場があった豊洲は、「アーバンドック ららぽーと豊洲」によってファミリーや若者があふれる街に変貌した。江東区が発表している「江東区の世帯と人口(住民基本台帳による)」を見ると、「アーバンドック ららぽーと豊洲」が開業した2006年10月時点の豊洲2・3丁目の世帯数は、わずか81世帯であった。それがなんと2024年6月には、4,826世帯にまで増加している。
「ひと昔前は造船工場で働く人でにぎわっていたのか」と昔の風景に思いを馳せ、お腹も心も満たされる気分であった。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら