目の前に「見えている問題」の解決だけでは不十分な時代に突入…法人向け研修講師が"肌で感じた"人材育成の《新潮流》

企業の成長には「見えていない問題」を発見する力が欠かせないという(写真:Graphs/PIXTA)
会社が部門ごと、部署ごとに何を目指せばいいのかを一律で提示できるような単純な時代ではなくなった現在、現場の社員はみずからの手で、まだ「目に見えていない問題」を発見していく必要があると、株式会社スキルベース代表取締役の高松康平氏は指摘します。
企業の成長にとっても欠かせない「見えていない問題」の重要性について、高松氏の著書『課題解決の思考法 「見えていない問題」を発見するアプローチ』から、一部を抜粋・編集する形で解説します。
はじめに「見えていない問題」を発見する
会社で働いていれば、会社(とくに上司)から「見えている問題」に取り組むように指示されることは多いです。
「この問題を何とかしてほしい」
「この目標を達成してほしい」
「今期の売上が足りないので解決してほしい」
「利益率が下がってしまったので解決してほしい」
「サービスの品質が落ちているので解決してほしい」
「離職率が高まっているので解決してほしい」
「この目標を達成してほしい」
「今期の売上が足りないので解決してほしい」
「利益率が下がってしまったので解決してほしい」
「サービスの品質が落ちているので解決してほしい」
「離職率が高まっているので解決してほしい」
「見えている問題」の解決だけでも大変なことですが、これだけでよいわけではないでしょう。
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