職場の人間関係に「線を引く」コツ、いつも一生懸命で疲れすぎてしまう人へ精神科医がアドバイス。「ずるい」人のマネもしちゃっていい!

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仕事に関する「人間関係」を考えます

「部長とはスムーズに仕事できればそれでいいかな」
「同僚とはランチまでは楽しみたい」
「先輩とは一定の距離をとっておきたいな」

などというように、それぞれの人との線を引いていきます。

最初に「自分にとって『仕事』はどういう存在か」を考えてから、それぞれの人間関係について考えるのです。

「仕事が好きで大事だから、上司や先輩から仕事をふられたら対応しよう」「仕事はお金を稼ぐツールだから、基本的に食事や飲み会は欠席しよう」などと仕事内容や時間の使い方を判断できるでしょう。

また、職場の人間関係の「マイルール」をつくっておくのもおすすめです。

「仕事関係の人にはSNSは教えないようにしているんです」「職場でのランチは一人でぼんやりすることに決めてるんです」と「マイルール」として伝えることで、相手にそれほどストレスをかけずにNOと言えるかもしれません。

職場と家庭の往復だった時代とは異なり、今は、ネットやリアル問わず職場外にさまざまなコミュニティのある人も多いでしょう。その結果、仕事へのスタンスも多様化してきているようです。

「職場ではこうふるまわねば」「仕事とはこういうもの」なんて考え方をしているのは古い考え方の上司と、あなただけかもしれませんよ。そんな固定化された考えは捨てて、自分らしさを大事に仕事や人間関係に線引きしていきましょう。

まとめ:「『仕事』へのスタンス×人間関係」で線引きを考える

「指示」と「アドバイス」は分けて考える

仕事では、上司や先輩など上の立場の人から「注意」や「指導」「アドバイス」を受ける場面もあるのではないでしょうか。

「上司が残業しているときは、先に帰らないほうがいいよ」
「メールの文面は、相手に配慮して丁寧な言葉を使ってね」
「得意先に出す提案書類は、もっと真剣に考えてほしいな」
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