《東京藝大に6回挑戦も不合格》 それでも彼が浪人を肯定する訳 「早く大学に入るのが怖かった」と語る真意も

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濱井正吾 浪人 多摩美
※写真はイメージです(写真: mits / PIXT)
浪人という選択を取る人が20年前と比べて1/2になっている現在。「浪人してでもこういう大学に行きたい」という人が減っている中で、浪人はどう人を変えるのでしょうか?また、浪人したことによってどんなことが起こるのでしょうか? 自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験のある濱井正吾氏が、いろんな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったことや頑張れた理由などを追求していきます。
今回は5浪して多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻に合格し、現在は画家として活動している岡部遼太郎さんにお話を伺いました。

東京藝大に6回挑戦

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今回お話を伺った岡部遼太郎さんは、5浪して多摩美術大学美術学部に合格した方です。

岡部さんは、「日本イチ競争倍率が高い」と言われる東京藝術大学の美術学部絵画科油画専攻に6度挑戦するも、合格がかないませんでした。

しかし、彼は5浪したことを苦痛に思ったことはなく、むしろ「早く大学に入ることは怖かった」と答えてくれました。

なぜ彼は大学に早く入ることを恐れたのでしょうか。

そして彼が5浪を経験して得たものとは何だったのでしょうか。お話を伺っていきます。

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