中身は「パーの見方」で、タイトルは「バカの見方」で! "ぷよぷよの父"が見つけた《売れる商品の名付け方》

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タイトルは「バカの見方」でつくる
タイトルは顔だ。ぱっと最初に伝わる部分。あれこれ考えてタイトルを決めるが、目指しているのは「バカの見方」だ。
「バカ、ボケ、パーは世界をどう見ているか」という話が、荒俣宏の『図像学入門』(荒俣宏・集英社文庫)に出てくる。
大きな丸と小さな丸がある。ほとんどの人は「大きな丸と小さな丸があるな」とバカ正直に見る。これに補助線をつけたすと「遠くにある丸と近くにある丸」に変わる。ところがバカの見方では「大きい丸と小さい丸があって、その後ろに補助線が引いてあるだけ」とバカ正直に考え続けるのだ。

補助線を引いた絵から立体的なイメージができるのは、「ダマシ」の図像をダマシとして楽しめる理知的な目が必要だ。これが「ボケの見方」である。
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