コーヒー1杯1100円の衝撃!3年前に撤退の『ホノルルコーヒー』が”再上陸”、意外と“ハワイっぽくない”のはなぜ?現地を訪れ徹底レポート!

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店員におすすめを聞き、注文したのは、ココナッツとマカダミアのシロップが入ったハワイアンラテ(780円)と、定番のクラシックアサイーボウル(1500円)。小計2280円と値は張るが、平均客単価は約1800円だという。

ハワイアンラテ、クラシックアサイーボウル
ハワイアンラテ(税込780円)と、クラシックアサイーボウル(税込1500円)(写真:筆者撮影)

席数はあえて少なめ

原宿店の内観
原宿店の内観。天井が吹き抜けで開放感がある(写真:筆者撮影)

着席して周りを見回すと、店内は20~40代の女性2人組やカップルに、インバウンドの姿が混じる。祝日の訪問時は満席が続いたが、それもそのはず、原宿店は33坪に対して、席数は34と少なめだ。ゆとりある空間を提供するため、天井は吹き抜けになっており、中央には客席から一望できる独立型の調理台が風通しを良くしている。

壁にはハワイらしい壁画が描かれ、ショーウインドウにはTシャツやタンブラーなどのグッズが並ぶ。全体的に開放感のあるレイアウトは、程よくハワイらしさを感じさせ、かつ原宿の街並みにも溶け込んでいる。

ハワイアンラテを啜ると、輪郭のある苦味に、ココナッツとマカダミアの風味が鼻腔をくすぐる。1回の抽出に22時間かけると言う水出しコーヒーは、苦味やコクが深く、シロップの甘いアクセントを引き立てる。

せっかくなので、1100円で提供されているコナコーヒーを注文すると、こちらは提供までに5分ほどかかり、調理台からスタッフが丁寧にドリップしている様子が伺えた。

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