Androidの特権、Google Geminiの便利な連携ワザを紹介。スマホで最新の生成AIを使いこなそう

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数ヵ月単位で機能が進化しているAndroidのGemini。その便利な使い方を解説する(筆者撮影)
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生成AIを組み込んだスマホのことを、「AIスマホ」などと呼ぶようになり、各社とも対応の強化を図っている。アップルのiPhone 16シリーズなどが搭載した「Apple Intelligence」は、その一例だ。これに対し、Android陣営はグーグルがOSにGeminiを組み込み、幅広い端末の“共通機能”としてこれを利用できるようになった。

現行モデルの多くは、Geminiアプリをプリインストールしているだけでなく、電源キーを長押しするとGeminiが立ち上がる。Geminiはいわゆるチャット型の生成AIだが、スマホの画面を読み取らせたり、グーグルアカウントに紐づいた情報を組み合わせることで、より端末の使い勝手が向上する。

一方で、生成AIの進化の速度は日進月歩以上。グーグルも、Geminiに次々と機能を追加しており、数週間前とできることが異なっているといった事態も起こっている。最新機能に気づかないまま、宝の持ち腐れになっている向きもあるはずだ。そこで、今回はAndroidスマホならではのGeminiの便利機能を解説していきたい。

電源キー長押しで呼び出せるGemini

元々は「Googleアシスタント」を各メーカーの端末に搭載していたグーグルだが、3月から、それを徐々にGeminiに置き換えている。2025年内には移行が完了する予定だ。現状、新しい端末では、初期設定でGeminiがスマホのAIアシスタントになっており、電源キーの長押しや「OK、グーグル」などの起動ワードで呼び出すことができる。

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