コーヒー1杯1100円の衝撃!3年前に撤退の『ホノルルコーヒー』が”再上陸”、意外と“ハワイっぽくない”のはなぜ?現地を訪れ徹底レポート!

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

こうした考えから、店舗内装もSNSで生えるような”南国・ハワイ”といった雰囲気でなく、洗練された”モダンなハワイ”といった雰囲気にしているという。

筆者が店舗を見た時に感じた、“ハワイらしさが控え目”という印象は、こうした戦略の表れだと気付かされる。日本人が描くステレオタイプなハワイらしさを抑え、かつフードも過度に映えを避けたのは、上質さを売りにしたブランディングの証左と考えれば納得がいく。

10年弱で50店舗目標

ホノルルコーヒージャパンは2034年までに、フランチャイズ含め、30店舗を目安に、願わくば50店舗を全国展開していく計画だ。2025年5月1日には銀座と麻布十番に出店を果たし、大型連休中の銀座店は29坪で1日の売り上げは平均100万円を記録したそうだ。

とはいえ、そのオープン直後の賑わいがいつまで続くかは未知数だ。また、”旧ホノルル”のファンが”新ホノルル”を訪れたとき、”路線変更”を受け入れられるのかも疑問だ。

ホノルルコーヒーは今度こそ日本に定着できるのか。後編『再上陸「ホノルルコーヒー」1杯"ほぼ倍"の真意』ではホノルルコーヒージャパンの社長に率直な疑問をぶつけ、かつて撤退した要因分析や高級路線の真意を聞いた。

佐藤 隼秀 ライター

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

さとう はやひで / Hayahide Sato

1995年生まれ。大学卒業後、競馬関係の編集部に勤め、その後フリーランスに。趣味は飲み歩き・競馬・読書

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事