「どこから流出したん?」「LINEって勝手に公開していいの?」 永野芽郁(25)と田中圭(40)の《不倫疑惑とLINE流出》が示す“本質的なヤバさ”

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現在、永野さんは、ドラマ「キャスター」(TBS系)、ラジオ「永野芽郁のオールナイトニッポンX」(ニッポン放送)などへの出演に加えて、主演映画「かくかくしかじか」の公開を1週間後に控えた大切な時期。

一方の田中さんも、5月3日から6月15日にかけて舞台「陽気な幽霊」の主演を務めているほか、6月放送・配信の主演ドラマ「おい、太宰」(WOWOW)の主演なども控えています。

加えて、企業イメージの一翼を担うほか業績をも左右し、高額報酬を得ているCM出演もあるだけに、多くの関係者に迷惑をかけてしまいました。

2人は「これ以上の迷惑をかけず、金銭的な損害を避けるために、記事に対する具体的な釈明や部分的な肯定を許されず、身動きの取れない状態になっている」という可能性も考えられるでしょう。

しかし、何より最大の被害者は、本人以上に針のむしろ状態であろう田中さんの妻と子どもたちにほかなりません。それでも小中学生の子どもたちは学校へ行かなければいけないし、妻は買い物などで外出しなければいけないこともあるでしょう。

その迷惑をかけた仕事関係者と、肩身の狭い思いをさせている家族への誠意ある対応は当然のこととして、以下では、芸能人だけでなく私たちにもリスクがあるLINE流出の是非をいくつかの角度から考えていきます。

問われるべき「LINEデータの入手方法」

まず、他人のLINEを無断公開することについては、「プライベートに関するものを勝手に公開していいのか」という道義的な問題だけでなく、プライバシー権の侵害や名誉毀損罪に問われる可能性があります。

ただ、訴える側が「時間と手間をかけて勝訴したところで多くの損害賠償額は得られない」「裁判によってたびたび報じられ、別の情報が知られることは避けたい」などの理由から訴訟に踏み切らないケースが少なくありません。

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