「どこから流出したん?」「LINEって勝手に公開していいの?」 永野芽郁(25)と田中圭(40)の《不倫疑惑とLINE流出》が示す“本質的なヤバさ”

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“手つなぎ写真”が疑惑として説得力十分である一方、その他の記述に関しては伝聞や記者の主観が混じっているため、半信半疑レベルの冷静な受け止め方がベター。少なくとも第三者が記事を盲信して叩く世の中には危うさを感じさせられます。

田中圭と永野芽郁
田中さんと永野さんは、2021年公開の映画『そして、バトンは渡された』で共演(画像:永野芽郁公式Instagramより)

ゼロにならない「データ流出」のリスク

次にLINEのデータ流出について、芸能人だけでなく私たちも気をつけたいポイントをあげていきましょう。

業界内には「LINEなどのデータ流出は誰にでも起こりうるもの」という指導を徹底している芸能事務所があります。実際、楽屋や前室に出入りするスタッフが多い中、スマホを置いてトイレやタバコに出かける芸能人を何度か目撃しました。さらにお酒の場では、いつ誰から狙われているとも限りません。

これは芸能人だからではなくビジネスパーソンでも、「経営者を筆頭に役職者」「大きなプロジェクトの重要なポジションを担う人」などは一定の注意が必要でしょう。

そもそもLINEに限らず、どんなに警戒していても「ハッキングや乗っ取りのような行為でデータを流失してしまう」というケースがないとは言い切れません。そのため、「芸能人の中には、流出することを前提で、独自の暗号を作ってやり取りしている人がいる」という話を聞いたことがあります。

もちろん「知られて困るようなことはしない」「他人の誤解を招くような書き方はしない」のが前提ではありますが、こまめにパスワードを変えるだけでなく、自分なりのルールを決めておくことも対処方法の1つなのかもしれません。

もう1つ気をつけたいのが、悪気なくLINEを流出させる側になってしまうこと。プライベートなやり取りの公開は、恋人、友人、同僚、家族など、気心の知れた人でも配慮が求められます。

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