CEV補助金で実質220万円台~「ヒョンデ・インスター」愛知、東京、神奈川、大阪で好評のワケ

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ベースグレードは「カジュアル」(284万9000円)で、このモデルのみ出力が42kWとやや抑えめ。上に「ボヤージ」(335万5000円)と「ラウンジ」(357万5000円)があり、こちら2車の出力は49kW。147Nmのトルクは3モデル共通だ。

ペダル踏み間違いセーフティアシストや前方衝突防止アシスト、前席USBポートなどは全車標準装備。V2H(Vehicle to Home:住宅電力供給機能)とV2L(Vehicle to Load:100V AC、最大出力1360W)も全車標準なのがうれしい。

デジタルな機能を満載しながら物理的なスイッチを残した計器盤(写真:ヒョンデ・モビリティ・ジャパン)
デジタルな機能を満載しながら物理的なスイッチを残した計器盤(写真:ヒョンデ・モビリティ・ジャパン)

「ボヤージ」では、前方衝突防止アシストが交差路対向車対応になるとともに、ナビゲーションベース・スマートクルーズコントロール、高速道路ドライビングアシスト、ヒートポンプシステム、ステアリングホイールヒーター、ルーフレール、フルLEDヘッドランプ、ブラインドスポットビューモニター、サラウンドビューモニター、後席USBポート、前席尾シートヒーター、後席シートスライド&リクライニング機能、15インチアルミロードホイールといったものが追加される。

「ラウンジ」にはスライディングルーフも標準装備(写真:ヒョンデ・モビリティ・ジャパン)
「ラウンジ」にはスライディングルーフも標準装備(写真:ヒョンデ・モビリティ・ジャパン)

「ラウンジ」ではさらに、200V充電ケーブル、17インチアルミロードホイール、電動スライド式サンルーフ、アンビエントムードランプ、前席シートヒーター&ベンチレーター、スマートフォンワイヤレスチャージャー、デジタルキーなどがそなわる。

バリューフォーマネーは高い

フル装備のラウンジでも価格は357万5000円で、しかもCEV補助金(56万2000円)が受けられる。ベーシックなカジュアルなら、実質220万円台だから、約260万~300万円の日産「サクラ」と比べてもバリューフォーマネーは高い。

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冒頭で紹介した「愛知、東京、神奈川、大阪からのお申し込みが目立ちました」という担当者の言葉も、納得できるのではないだろうか。

【写真】日産サクラあやうし?高いコスパと使い勝手のヒョンデ「インスター」(21枚)
小川 フミオ モータージャーナリスト

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おがわ ふみお / Fumio Ogawa

慶應義塾大学文学部卒。複数の自動車誌やグルメ誌の編集長を歴任。そのあとフリーランスとして、クルマ、グルメ、デザイン、ホテルなどライフスタイル全般を手がける。寄稿媒体は週刊誌や月刊誌などの雑誌と新聞社やライフスタイル誌のウェブサイト中心。

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