
プロの料理人も注目する今年度の「第12回料理レシピ本大賞」に、『食品の裏側』が料理部門の、『安部おやつ』がおやつ部門の、それぞれ「最終候補作品」に選ばれ、大きな話題を呼んでいる。
人生をかけて「食の安全性」を追求し続ける安部氏が「遺伝子組み換え食品の安全性」について語る。
*この記事の続き
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知らずに食べている遺伝子組み換え農産物
私は講演や食育講座のときなど、全国のみなさんと直接お話をする機会が多くあります。
「遺伝子組み換え食品」についての話になることも多いのですが、みなさん「納豆やコーン缶を買うときは、表示をよく見て『遺伝子組み換えのもの』は買わないようにしている」「『遺伝子組み換え食品』は避けている」とおっしゃいます。
しかし、じつは私たちは知らない「裏側」で、「遺伝子組み換え食品」を「食べて」しまっているかもしれないのです。
じつは「食の安全性」に対する意識が高い人でもここは盲点です。
たとえば、日本ではトウモロコシの大部分を輸入に頼っていますが、輸入トウモロコシの9割が「遺伝子組み換え」だと言われています。
大豆もしかりで、9割が輸入です。
そしてその9割以上が「遺伝子組み換え」と推測されます(参考:遺伝子組み換え作物の日本における利用状況|バイテク情報普及会)
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