「全然知らなかった⋯」「なぜ"表示"さえないの?」日本人が平気で食べている「遺伝子組み換え食品」のヤバすぎる裏側【前編】

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要するに、穀物を大量に輸入している日本には、「遺伝子組み換え食品」があふれかえっているのが現状なのです。

ということは、私たちの口にも当然入っているはずです。

「遺伝子組み換え」の表示がないのはなぜ?

「スーパーなどで食品表示を見ると『分別生産流通管理済み』や『分けて管理』などが目につくけど、これは何のことか?」と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。

たしかに納豆や豆腐、トウモロコシを使ったスナック菓子などには「分別生産流通管理済み」「『遺伝子組み換えのもの』とは分けて管理しています」などの表示がされているものが多くあります

これがわかりづらい。これはつまり「遺伝子組み換え食品」が混入しないように生産から流通、加工の段階で「遺伝子組み換え」とは分けて管理しているということです。

「それなら『遺伝子組み換え』は入っていないのだろう」と思ってしまうかもしれませんが、これは「遺伝子組み換えではない」という意味ではありません

「分別生産流通管理済み」「『遺伝子組み換えのもの』とは分けて管理」というのは任意表示で、「遺伝子組み換え」の混入が0%かもしれないけれど、5%以下の混入はあるかもしれないということです。

「遺伝子組み換えでない」と表示するためには消費者庁の定めた検査で「遺伝子組み換え不検出」という分析証明がされなければなりません。

私たちが普通にスーパーなどで見かける大豆や納豆などでこの検査をわざわざ受けて「遺伝子組み換えでない」という表示がされているものはほぼありません。

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