世間の76%の人が「平凡な人生」を後悔する3つの理由、人生の最後で"理想の自分になれなかったこと"を悔やまないための処方箋
■ 平凡化する原因② 「物事のつながりを無視する」
平凡化の原因として、「ありがちだが気づきにくい」のが、物事のつながりを無視することだ。人は、自分の行動は、特定の時間や状況だけに影響を与えると思いがちだが、それは誤っている。たとえば、次のことを「たいしたことない、明日挽回すればいい」と考えてしまうケース。
▼ プロジェクトを1日先延ばしにする
▼ ファストフードを夜に食べる
ワークアウトを1回さぼる影響はそのときだけだし、次回は2倍やればいい、と考えるのは、思い違いだ。これをやると全体像を見失ってしまう。自分がとる行動や選択、さらには思考のひとつひとつが、重大な影響や決定的な結果につながる。
なぜなら、あなたが思うこと、選ぶこと、行動することが、「あなたの今後の姿」を形づくり、最終的には人生のクオリティを決定することになるからだ。毎回「正しい道」ではなく「ラクな道」を選んでいれば、それがあなたのアイデンティティや人柄になる。
「正しい行動」を選び、気分が乗らないときでも決めたことを守ると、結果を出すために必要な「強い自制心」が育まれる。ほとんどの人が一生育むことができない、厳しい自己管理能力が鍛えられるのだ。
■ 解決策② 自分の選択の影響を意識する
朝アラームが鳴ってスヌーズボタンを押したくなったら、こう考えてみよう。「待てよ。これは僕が“本当になりたい自分”じゃない。朝ベッドから出られないほど自己管理能力が低い人間にはなりたくない。今起きよう。なぜなら僕は『早起きして、理想の自分になる』ことに決めたのだから」
覚えておいてほしいのは、「なりたい自分の姿」のほうが「今何をするか」よりはるかに大切であることだ。
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