世間の76%の人が「平凡な人生」を後悔する3つの理由、人生の最後で"理想の自分になれなかったこと"を悔やまないための処方箋

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■ 平凡化する原因① 「バックミラー症候群」

僕たちは無意識のうちに自分に制限をかける「バックミラー」を使って、過去を再生しては追体験している。「昔の自分の姿」を「今の姿」だと思い込み、過去の縛りを基準にして自分の限界を決め、今そこに確実に存在する可能性にブレーキをかけてしまうのだ。

その結果、朝の起床時間から人生の目標設定に至るまで、あらゆる選択を、過去の経験に照らし合わせて制限しようとする。もっと良い人生を送りたいと思っているにもかかわらず、過去を参照する以外に方法が浮かばないのだ。

平均的な人は、1日に5万から6万件の事柄を考えているそうだ。問題は、そんな考えの大半が、毎日同じか、非常に似ていることだ。そのため、思考パターンが形成される。習慣的に同じ考えを抱き、同じ感情を味わい、同じ気分になる。自分を疑うことが思考パターンになる。恐れることが思考パターンになる。怒りが思考パターンになる。

せっかくチャンスが訪れても、素早くバックミラーで過去の自分の限界をチェックする。

「ダメだ、そんなことは今までやったことがない」
「そのレベルは自分にはできない」
「実際、今まで何度も繰り返し失敗してきた」

逆境に直面したときも、やはりバックミラーを信頼して、それを指針に出方を決める。「やっぱりついてない。僕はいつもこうなるんだ。あきらめるしかない」。

■ 解決策① 無限の可能性を受け入れる

過去や自分の縛りを乗り越えて成長したいのなら、バックミラーを見て自分の価値と能力を認識するのをやめよう。代わりに、無限の可能性というレンズを通じて、何が自分にできるのかに目を向けるのだ。

「自分に何ができるかは、過去ではなく可能性に基づいて決まる」という思考パターンを受け入れ、肯定することから始めよう。モーニングメソッドを実践することで、無意識の習慣的な思考パターンや潜在意識を組み替えて、人生の望みを叶えるための枠組みが形作られる。毎朝続けることで、すぐに過去の苦労や限界を、未来の刺激的な選択肢やチャンスに置き換えられるようになるだろう。

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