「犯罪を誘発する」「なんでそんなサービスを始めた」との声もあるが…。ウーバーが開始「13歳から注文可能」に現役配達員が感じたこと

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

これまで、ウーバー配達員は高評価だろうが低評価だろうが関係なく、仕事が平等に振られる「平等という名の不平等」の環境で働いてきた。しかし、2025年3月末日より段階的に、この姿勢を改めることがウーバーから発表されている。

頑張った人がキチンと報われる制度設計は、現場の人間からすると「やりがい」「モチベーションアップ」につながる。ウーバーのサービスの質は、今後上昇していくのではないか。 

高評価の配達員に関するウーバーからのアナウンス(著者撮影) 

また視点を変えると、これだけ厳しいウーバーに対する世間の評価がある中で、高評価を維持している配達員には清潔感や一般常識など、顧客が満足できるサービスを提供できる力があると考えていいのではないか。 

配達員へのレビューも変更しては?

ウーバー配達員の満足度(高評価か否か)は販売業者とお客様、直近100件の評価によって決まる。誰から一人でも「いいね」の逆、「わるい」の評価がされると、満足度は99%となり、そこから100件続けて「いいね」を獲得しないと満足度100%には到達しない。 

満足度が何%になると「高評価」扱いになるのかは不明だが、僕はウーバー配達員として2年間近く、満足度100%(高評価)を継続してきた。しかし昨年末頃に「わるい」の評価を受けてしまい、現在は満足度98%(高評価)となっている。

満足度100%だった頃のプロフィール画面(著者撮影)
満足度は内訳を表示することができる(著者撮影) 
次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事