時短勤務のリアル。子育て女性が直面する「マミートラック」の高すぎる"障壁"と"呪縛"
「ライフイベントがあったからこそキャリアを見直すことができて、いい機会だった」と自分に言い聞かせ、6年間は働く時間をセーブし、その間に社会保険労務士の資格を取得しました。いつか再び以前のように働ける(キャリアアクセルを踏める)ときが来ると信じ、準備を続けたのです。
多くの壁を乗り越えても残る罪悪感
キャリアアクセルを踏み直すことで、残像問題は解消されました。
大きな要因は、フルリモートワーク×フルフレックス制度のおかげで、働き方が柔軟になったことです。これにより、以前の自分に縛られることなく、新しい働き方で多くの壁を乗り越えることができています。
ただ、働く罪悪感はまだあります。
夕方にご飯を作るために抜けて、またすぐパソコンの前に戻る。子どもと過ごす時間は意識的に決めてとっていますが、家にいても「ずっと仕事している人」になっているので、子どもたちは我慢しているだろうと思います。
「過ごす時間の長さより質だよね」と思いながらも、毎日葛藤しています。
働く罪悪感は、「こうあるべき呪縛」から解放されていないことを示しています。
この呪縛を解けるのは、「パートナーの言葉と行動」だと考えています。自分ではなかなか手放すことが難しいのです。なぜなら、「相手のためにやらないといけないこと」だと思い込んでいるからです。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら