1.たけちゃんにぼしらーめん(調布)

「まずは何と言っても『たけちゃんにぼしらーめん』のどんぶりです。
このどんぶりがなければ私のどんぶり集めは始まりませんでした。たけちゃんの『武』の字がとてもカッコいいですよね」(ばぶさん)
2.千代作(高田馬場・閉店)

「次はかつて高田馬場にあった横浜家系ラーメン『千代作』のどんぶりです。
確か、閉店の頃にいただいた記憶があります。並盛が赤で、大盛が黄色なんです。
2022年に同じ高田馬場にある『でぶちゃん』が『千代作』のラーメンを復活させるという時に、私の持っていたこのどんぶりが役に立ったんです。
このどんぶりからデザインをデータで起こして複製してもらったんです。この歴史に関われたことが本当に嬉しかったですね」(ばぶさん)
最後の一店舗は…
3.支那そばや(戸塚)

「最後は、ラーメンの鬼・佐野実さんの『支那そばや』のどんぶりです。
このどんぶりがラーメン店においてのどんぶりの意識を高めたといっても過言ではないと思います。
有田焼のどんぶりですが、今やみんながこぞって使っている人気のどんぶりです。
温度が低下しにくく、スープの口当たりがよくなるのが特徴で、やさしい味わいのラーメンとの相性が非常に良いです。どんぶりで味が変わる最たるパターンだと思いますし、このどんぶりの誕生はエポックメイキングな出来事でした」(ばぶさん)
ここまでどんぶりに着目した展示は筆者も初めて見た。
ラーメンという一杯ですべてを表現する料理において、その器であるどんぶりの存在は非常に大きい。改めてその魅力と歴史や未来を見ることができる。

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