大往生したけりゃ医療とかかわるな 中村仁一著
現役の医師である著者は、日本人はあまりにホイホイ病院に行きたがりすぎるという。そして、医者にかかれば、大概の病気は治療できると思っているが、それは大間違いで、本来、ケガや病気を治すのは本人の「自然治癒力」なのだから、医療はあくまでもそれをサポートするだけだということを自覚してほしいと強調する。
さらに、歳をとればどこか一つや二つ悪いところがあるのは当たり前、それが正常な老化現象であると語る。
つまり、死ぬときは死ぬというわけだ。死を遠ざけてきた現代人は、そこがわかっていないという。いかに医者にかからず自然死に至るか、また、老いと死を受け入れるか、その心得を説く。
幻冬舎新書 798円
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事