そして仕事を通じた成長というのは、
↓
与えられた仕事や役割を超える結果を出す(=仕事が出来ることを証明する)
↓
働きが認められ、更に上のレベルの仕事や役割を期待され求められる
↓
また想定以上の結果を出す(=仕事が出来ることを再度証明する)
↓
更に上のレベルへ
という様なプラスの循環のことだろうし、その循環を創り出せる能力及びその結果として職業人としての成長を果たす、ということなのだろう。
物事の本質を見抜き、根本的な課題解決を見出す力
仕事が出来ないヒトや成長出来ないヒトはそういったことを意識することなく、つまり深く意味を考えることなく、目先のタスクをこなすことだけを考え、そしてこなすことが仕事をすることだ、と思い込んでしまっている様な状態に陥っているのだろう。
もちろんベルトコンベア式な流れ作業においては、そういった「こなす」能力も必要だろうし、実際にそういった能力が大量に求められていた時代もあったのだと思う。
ところがもはやそういった時代はとっくの昔に過ぎ去り、現時点においては(というか過去30年以上に亘り、というほうが正確な表現だと思うが)、前述の様なそもそもの意味を考え想定以上の結果を出す、つまり「前例や正解ありきの流れ作業的な仕事」よりも、より想像力の駆使や全体感の把握、クリエイティブさやイノベーティブさが求められているのだろう。
端的に言うと、「物事の本質を見抜き、根本的な課題解決を見出す力」、とでも言おうか。
それこそがまさに「仕事が出来る」ということなのだろう。
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