咳止めや喉の痛み改善、肌を潤す、花粉症対策にも…たくさんの健康効果がうれしい「レンコン」 薬剤師がオススメする"摂り方のワザ"2つを紹介

✎ 1〜 ✎ 30 ✎ 31 ✎ 32 ✎ 33
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
たくさんの薬効を持つレンコンを上手に活用しましょう(写真:kaka/PIXTA)

レンコンは旬こそ冬ですが、年間を通してスーパーで購入することができる、使い勝手のいいなじみ深い食材です。昔はあまり得意ではなかったけれど、大人になったら好きになったという人も意外といるようです。

実はこのレンコンにはさまざまな薬効があり、近年では花粉症の症状改善効果も注目されています。そこで今回は、レンコンの薬効や摂り方のワザについて紹介していきたいと思います。

意外とたくさん「レンコンの効能」

レンコンは蓮根と書きますが、根ではなくてハスの地下茎(ちかけい)が肥大した部分をいいます。細長い楕円形で、いくつかが連結しているのが特徴。シャキシャキとした食感がおいしい根菜類です。

レンコンは食用だけでなく、古くから民間療法として喉の痛みや咳止めに用いられてきました。

例えば、昔は結核で喀血(かっけつ)したときに、すりおろしたレンコンがよく使われていたそうです。レンコンは優れた止血作用を持っているので、出血性の症状である胃腸の潰瘍(かいよう)や痔の止血に役立ち、貧血の改善にも効果があるとされています。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事