レンコン3cmほどを皮ごとすりおろし、キッチンペーパーやコーヒーフィルター、茶こしなどでこします。その汁をいただきますが、はちみつを少し混ぜると抗菌作用が加わって、喉へのアプローチが高まります。
レモンや柑橘類を絞ってもいいですし、レンコン汁を葛湯(150cc)にして生姜と混ぜると、体を温める効果が高まり、飲みやすくもなります。
レンコン入りのお粥は、中国古代の薬膳粥「藕粥(ぐうしゅく)」といいます。長く食べ続ければ、健康で長生きできるとされています。
花粉症対策には「レンコンパウダー」
レンコンの抗アレルギー作用をうまく利用して、花粉症対策をしたいという人もいるでしょう。しかし、毎日レンコン料理を作って食べるのはたいへんですし、何より飽きてしまいますよね。
そんなときは、レンコンパウダー(蓮根粉)を活用してはどうでしょうか。
レンコンパウダーはほぼ無味無臭でクセがあまりないため、いろんな料理に混ぜることができます。味噌汁やスープ、ヨーグルトなどに入れるほか、小さじ1程度を卵と混ぜて玉子焼きにしてもいいでしょう。ハンバーグやつみれのタネにレンコンパウダーを加えてから焼くと、もっちりとした食感になります。
レンコンパウダーは市販されていますが、自分で作ることもできます。
レンコンの表面の泥をよく洗って落とし、皮がついたまま薄く輪切りにします。その後、2~3日天日干しをします。水気がなくなり完全に乾燥したら、ミルやフードプロセッサーで粉末状にすれば、レンコンパウダーの完成です。

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