「板で仕切られただけのブース」「妖しい利用目的の人も」…は今や昔の話! ネカフェ業界で独走「快活CLUB」独り勝ちの要因

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快活CLUBでは、こういったイメージが変わりつつある。まず、板で仕切られただけのブースから、隣の部屋と完全に隔離された「鍵付完全個室」へ、利用者の嗜好が変わりつつあるのだ。 

快活CLUBの鍵付個室(筆者撮影) 

鍵付個室は約2m×1.2m(複数店で筆者計測)とブース席より広く、1部屋ごとに冷暖房と調光(照明の明るさの度合いを替える)機能を完備。隣との仕切りが「板ではなく壁」なので、ブースのように仕切りの上から覗かれたり、イビキが漏れ聞こえることもない。何より、電子キーがないと開場できないため、ブースのように勝手に開けられることもない。 

また快活CLUBでは、旧来のブース席も他チェーンより広く、年季が入った店舗にありがちな「傷が入ったマットをテープで補修して騙し騙し使う」「マットの切れ目がホコリだらけ」といったケースもあまり見かけない。個室でもブースでも「それなりに過ごしやすいパーソナルスペース」を確保できるのは嬉しいところだ。 

個室フロアの廊下(筆者撮影) 

鍵付個室は、従来のインターネットカフェの顧客層である「成人男性」だけでなく、ビジネスパーソンや就活生に、よく利用されているという。 

PC画面の設定も、「ZOOM」などのソフトや、評論家・寺島実郎氏が社会人向けに発信するメッセージ動画など、ほぼビジネス仕様。“ネカフェ”のトップページにありがちだったアダルトサイト、出会い系などは……まだあるものの、かなり隅に追いやられてしまった。 

さらに、店によってはマイク内蔵のWEBカメラ貸出まである。鍵付個室は「安定した回線でオンラインミーティングに入れる環境」として重宝されているのだ。 

最近では、コワーキングスペースのサブスクサービス「日経オフィスパス」で利用できることもあり、平日昼間の快活CLUBでは、スーツを着たサラリーマンや就活生(ただしテレワークなので、カメラに映らない下半身がトレパンの人も)が目立つ。 

動線が広い!昔と違って「適度に明るい店内」 

快活CLUBの雑誌書棚(筆者撮影) 
快活CLUBのドリンクバー(筆者撮影) 
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