【南港ストリートピアノ】「ストピの概念わかってる?」と大炎上…《手前よがりな演奏は『苦音』です》の注意喚起に人々が抱いた嫌悪感の正体

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「南港ストリートピアノ」からの注意喚起投稿の2日後の3月24日、ピアノを併設するカフェのXアカウントが複数回にわたり、説明の投稿を行った。

こちらのアカウントは店舗のスタッフアルバイトが運営しておりまして、ピアノのSNS運営とはまた別でございます。当店としても伝えたいことは沢山ありますが現在精査中でもう暫くお待ちください

当店としましても、数々の憶測や例のピアノの呼称においての言葉の齟齬(運営サイドのストリートピアノに対しての認識不足だと私も考えております)や注意喚起における文章に対していち早く世間の皆様との擦り合わせをしてほしいと願うばかりです

当初は、問題となった「南港ストリートピアノ」の投稿から「誰でも自由に出入りできるフードコート内のストリートピアノ」という認識が浸透していた。

しかし、この投稿によって多くの人は、当該のピアノは他のストリートピアノと違ってオープンなスペースにあるのではなく、カフェの店舗内に設置されたものだと知ることになる(ピアノが設置されているのは、通路沿いでややオープンな場所ではあるが、一般に想像するフードコートのような場所ではない)。

南港ストリートピアノ
「南港ストリートピアノ」の公式Xが開設した当初は、「ご自由に」との文言が並んでいた(画像:「南港ストリートピアノ」公式Xより)

収束を試みても炎上は収まらず

だが、「カフェの客は下手な演奏は聴かされたくはないよね」「利用を制限するのも理解できる」という論調にはならなかった。

逆に「カフェに置くのはストリートピアノの主旨に反する」「タダで演奏者を確保しようともくろんでいたのではないか」といった新たな批判を生んでしまうことになった。

筆者が読む限りでは、カフェ側とピアノ運営側(「南港ストリートピアノ」)の間の意思統一ができておらず、南港ストリートピアノ側が文面も精査しないまま、先走って注意喚起の投稿をしてしまったように見える。

情報の受け手からすると、内部事情はあまり関係なく、カフェに対しても批判の矛先が向かう結果となった。

次ページ「南港ストリートピアノ」が投稿した謝罪のメッセージ
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事