なぜ仕事が増え続ける?「プレイヤー脳」から抜け出せないリーダーの盲点

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一方、仕事が速いリーダー は「逆算思考」をしています。逆算思考とは、完成の状態→第5工程→第4工程→第3工程→第2工程→第1工程と逆算していく考え方です。

完成の状態(ゴール)から逆算することで、「しなくてはならないことからする」のではなく「いつまでに何をしたらいいか」という視点で、“今、自分がすべき仕事”を定められます。

仕事が速いリーダー 仕事に追われるリーダーの時間の使い方
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言い換えると、「簡素化できる工程はないか」「やめられる作業はないか」「並行して進められる作業はないか」といった選択肢を手に入れることができるというわけです。

この視点で、目の前にある仕事を見ると、思っている以上に余分な工程があることに気づくことができ、かなりの作業(時間)を減らすことができます。

さらに、「いつまでにやればいいのだから、今日はやらなくていい」という後回しにできる作業にも気づけます。その結果、仕事に振り回されるのではなく、リーダー自身で仕事を調整することができるようになるのです。

アメリカの自動車会社フォード・モーターの創設者、ヘンリー・フォードは、労働時間が短いほど従業員が良い仕事をすることに気づき、時間制限があるほうがイノベーションも効率的な方法も生まれやすいと考え、仕事のムダを省き、生産性を上げる大量生産方式(ライン式)を取り入れて会社を大きくしました。ゴールから考えることで、時間を増やせるようになるのです。

仕事の精度を高めるためにすること

労働基準法で定められている労働時間の上限は、原則として1日8時間、1週間に40時間以内です。

リーダーには、リーダーにしかできない仕事がたくさんあります。これらの仕事は、さまざまなことを検討したうえで決定するといった一筋縄ではいかないものも多くあります。

限られた時間を、効率的にだけでなく、効果的に使うことがリーダーの仕事です。精度を高めるためにも、新たに仕事が1つ増えたら、既存の仕事を1つ減らしましょう。

吉田 幸弘 コミュニケーションデザイナー/上司向けコーチ

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よしだ ゆきひろ / Yukihiro Yoshida

経営者・中間管理職向けに、人材育成、チームビルディング、売り上げ改善の方法を中心としたコンサルティング活動を行っている。「管理職研修」をはじめ、「褒め方・叱り方・伝え方をベースにしたコミュニケーションセミナー」「モチベーションアップセミナー」「アンガーマネジメントの理論をベースにした感情マネジメントセミナー」「上司の総合力をアップする上司塾」などを主催。

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