返事もしない「反抗期の子」どう声をかけるべきか 「言葉でのやりとり」にこだわっても解決しない
反抗期は正常なことであり、子どもも傷ついている
いわゆる第二次性徴のホルモンバランスの乱れからくる精神的に不安定な時期を、一般的に反抗期と呼びます。体も大きくなった子どもの反抗的な言動に、どう対応したら良いか分からないという、思春期のお子さんを持つ親からのご相談はとても多いです。
子どもの反抗期に、親が傷つくことも大いにあります。反抗期がくるのは正常なことですが、自分や人を傷つける正当な理由にはなりませんよね。
それに、傷ついているのは親だけではありません。反抗する側の子どもも、心の奥底で親と同じかそれ以上に傷ついているのです。ですから、正しい対応の仕方を身に付けて、この不安定な反抗期という時期を乗り越えていきたいですね。
具体的な策としては、不安定な感情を表現する技術を身に付けること、それを素直に表出できる親子関係を築いていくこと、などが挙げられます。
では、反抗期に避けたい声かけと、効果的な声かけについて紹介していきましょう。


















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