「お小遣いが足りない」せがむ子どもの"かわし方" 子どもはまだ「お金の管理」を学んでいる途中
代わりに、こう言えばいいのです。
〇「使いたいものがないのね」
お金を使わない子どもは、お金を貯めることが好き。もしくは、そもそも、お金を使うことに興味関心がないのかもしれませんね。
子どもがそれで満足しているのであれば、何の問題もありません。そんな子どもの在り方を尊重しましょう。
それに、普段お金を使わない子どもがお金を払ってまで手に入れたいものは、その子どもにとって大変価値があるということ。それが何なのか、楽しみに見守っていきたいですね。
「あるがまま」の子どもを認め、受け入れる
【④ 子どもがお小遣いはいらないと言った時の声かけ】
少数派ではありますが、お小遣いを欲しがらない子どももいます。
子どもがお小遣いをもらうことが当たり前と思っていた大人にとってはビックリするかもしれませんが、これも子どもの個性の1つとして尊重してあげましょう。
×「お小遣いを欲しがらないなんて、変な子ね」
これは、お小遣いをもらうのが普通という一般論に当てはまらない子どもを、否定してしまっています。「少数派」を「変」と置き換えることがないようにしましょう。
子どもの個性や価値観を否定することは、存在価値を低くしてしまうこととイコールだということを知っておいてくださいね。
〇「お小遣いをもらわなくても、今の生活に満足しているのね」
これは、あるがままの子どもを認め、受け入れる親の愛情と信頼を伝える言葉です。
この言葉をかけてもらった子どもは、どんな自分も受け入れられるようになります。つまり子どもは、親から生きる勇気を与えられることになるのです。
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