「お小遣いが足りない」せがむ子どもの"かわし方" 子どもはまだ「お金の管理」を学んでいる途中
お小遣いを通してこんな素晴らしいギフトを与えられる子育ては、とても素敵だと思いませんか?
足し算や引き算などの練習にもなる「お小遣い帳」
【⑤ お小遣いを自分で管理できない子どもへの声かけ】
お金を管理することは、生きていく上でとても大切な力だということは言うまでもありません。子どもの年齢や成長に合わせて、少しずつお小遣いの管理ができるように、家庭の中で練習していきましょう。
子どもが何歳になった時に自分で管理できていたら、親は安心ですか? 毎月1回お小遣いをもらえるとしたら、1年で12回その練習の機会がありますよね。長い目で見て、子どもの成長を期待しながら、親子で一緒に成長していけるゲームのように楽しく取り組んでいきましょう。
×「自分で管理できるようになるまで、お小遣いはあげません」
できないことを禁止するこの対応は、子どもは罰を受けている気持ちになり、自尊心が傷ついてしまいます。
この経験が繰り返されると、未経験のことや、やれる自信がないことにはチャレンジしないという、消極的な子どもに育ってしまいます。そこで、この声かけに変換してください。
〇「一緒にお小遣い帳をつけてみようか」
お小遣い帳の使い方を子どもと一緒に練習しましょう。可視化することで管理しやすくなりますし、足し算や引き算などの練習にもなりますから、一石二鳥です。
そもそも、できないことができるようになるのは、素晴らしいことです。親はそれに手を貸しましょう。そうして、喜びを親子で共有することができれば、子どもはみるみる積極的に様々なことにチャレンジする勇気を育てていきます。

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