「シックスパッド」の会社が《赤字転落→「リファ」で美容業界を席巻》の現在…"ホームランを狙わない"すごい開発術

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
リファ
25年11月に銀座にオープンした旗艦店舗にズラリと並んだ「リファ」の商品(写真:筆者撮影)

トレーニング機器「SIXPAD(シックスパッド)」で知名度を上げたMTGが今、絶好調です。しかし、その要因はシックスパッドではありません。

2025年9月期の連結純利益が前期比3.5倍の79億円と過去最高実績となったMTG。その大きな伸びを支えたのが美容機器ブランドの「ReFa(以下、リファ)」です。

MTGはシックスパッドに加えて化粧品ブランド「五島の椿」、そして美容機器のリファを開発したことで業績を大きく拡大させてきました。今やMTGの主力ブランドはリファです。

18年に上場した後に赤字経営に陥った同社が、V字回復を果たし、過去最高益を叩き出す要因となった「リファ」とは、いったいどんなブランドなのか。

その商品開発の特徴を分析し、25年11月に銀座にオープンした旗艦店舗にも実際に訪れ、同社の戦略について解き明かします。

【写真を見る】「リファ」が満を持して発売した《12万円ヘアドライヤー》と販売する“超ラグジュアリーな銀座店”(13枚)

「ハート型ヘアコーム」が女子高生の間で大ヒット

リファの売上高は728億円。前期比42%の伸びであり、いまやMTGの売り上げの7割以上を占めています。

顔など肌の上を転がしてマッサージする「美容ローラー」に始まり、「ドライヤー」「シャワーヘッド」の開発、最近では「ハート型ヘアコーム」が女子高生の間で大ヒット商品になるなど、美容業界を席巻しています。

次ページ日本の美・健市場は、美容家電・雑貨市場が牽引
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事