訪日2週間で1300万円消費する中国人富裕層のホンネ「日本は中国人観光客を好きではない」「いつまで私たちの好きな日本でいられる?」

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高い付加価値の消費を大量にしてくれる中国の観光客は、うまくはまれば想像以上の経済効果があることを理解したい(写真:Bongkarn Thanyakij / PIXTA)
中国の観光客の誘致は想像以上の経済効果があることを理解したい(写真:Bongkarn Thanyakij / PIXTA)
2026年、中国からの観光客が激減している。消費能力が高い若い中国人富裕層は日本に何を求め、何を楽しみ、今後何を望んでいるのか。この記事では2週間の滞在で約1300万円を使った中国人家族へのインタビューをもとに、インバウンドビジネスのヒントを提示する。
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2026年2月の訪日外国人客数は、2月として過去最高を記録した。今年の春節は2月だったので、その影響で韓国や中華圏の観光客が伸びた一方、日本への渡航を推奨しない中国からの観光客は昨年の年末から激減している。

1、2月の訪日中国人観光客は前年同月比で54%も減っている。とはいえ、推奨されていない中で依然として約40万人の中国人観光客が来ていることもわかる。

図表1―訪日中国人客数推移(出所:日本政府観光局)
図表1―訪日中国人客数推移(出所:日本政府観光局

※外部配信先では図表を閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください。

その中に、30~40代でリテラシーが高く消費能力も高い若い富裕層がいる。彼らが日本に何を求めて来たか、何を楽しんだか、そして今後何を望んでいるか。

筆者は、2週間の滞在で合計56万人民元(約1300万円)を使った家族にインタビューした。その事例を紹介した上でインバウンドビジネスのヒントを提示したい。

2週間の滞在で約1300万円を使った家族

Aさん夫婦は杭州に居住している。金融関係で働いている妻(Aさん)と主に主夫をする夫、そして小学高学年の娘の3人家族だ。

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