外資系コンサル直伝!「ググり方」の極意 少しの工夫で仕事の効率倍増!
(1)AND検索とOR検索
「キーワード1 キーワード2」と検索するとAND検索になり、両方のキーワードを含む結果が表示されます。このとき、ANDと入力する必要は特にありません。一方、「キーワード1 OR キーワード2」と検索するとOR検索になり、どちらかのキーワードを含む結果が表示されます。また「(キーワード1 OR キーワード2) キーワード3」と検索すると、キーワード1かキーワード2のどちらかを含み、かつキーワード3を含む検索結果が表示されます。
(2)「-(マイナス記号)」
たとえば、企業名を冠したプロスポーツチームを持っているような企業の事業について調べたい場合、企業名で検索すると、スポーツの話題(ノイズ)ばかり表示されてしまい、思うように欲しい情報が見つからないことがあります。
こうしたノイズを劇的に減らすコツがあります。それは、「検索ワード –プロ野球」のように、除外したい結果が高確率で含まれるキーワードを、マイナス記号をつけて組み合わせることです。こうすることで、プロ野球の話題を含まない、企業そのものについての記事や情報が見つけやすくなります。
(3)「filetype:」
「filetype:PDF(半角スペース)キーワード」のように、キーワードとAND条件でファイル形式を指定すると、指定されたファイル形式の結果だけが一覧で表示されます。たとえば、日銀の出している企業の物価見通しのPDFファイルを見つけたい場合、「filetype:PDF 企業の物価見通し」で検索すれば、発表資料にダイレクトにたどり着くことができます。PDFのほかに、PPT、XLS、DOCなど、いくつかの拡張子が使えます。
(4)「cache:」
めぼしい検索結果が見つかったのに、すでにそのサイトが削除されていて閲覧できない、ということがあります。そういった場合は、「cache:ウェブサイトのURL」で検索を実行すると、以前に検索エンジンがクロールしたときに保存している内容を確認することができます。検索結果の見出しの下にあるURLの「▼」をクリックしても表示可能です。
海外の情報を探す際のテクニック
インターネットは世界とつながるツールですから、国内だけでなく、世界の情報にもアクセスしないともったいないです。海外の情報を「ググる」際のテクニックもご紹介しましょう。
たとえば、「オランダの冷凍食品市場の概要(市場規模、主要プレーヤー、チャネル、固有の商習慣、ホットトピックなど)をつかみたい」としましょう。まず「オランダ 冷凍食品 市場規模」とそのまま検索しても、お目当ての情報は容易には発見できません。このような場合に重要なのは、代替ワードを探すこと。
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