外資系コンサル直伝!「ググり方」の極意 少しの工夫で仕事の効率倍増!
「オランダ」であれば、ネーデルランド・Netherlands・Dutch・Hollandなど別の呼称を試すことはもちろん、EU諸国・西ヨーロッパ各国など、直接オランダを特定せず、まとめて掲載されているサイトがないかを探してみます。
「冷凍食品」は、冷凍保存食品、フローズンフード(ズ)、当然、オランダ語の冷凍食品(「Diepuriesvoedse」と言うそうです)で試してもいいでしょう。
「市場規模」はマーケットサイズ・マーケットボリューム・売上高・販売量・流通量など、さまざまな切り口が考えられます。
また、日本ではGoogleがデファクトスタンダードだと思いますが、言語によっては別の検索エンジンを使うことも有効です。たとえば韓国語圏であればNaver、中国語圏であればBaiduやQihoo、ロシア語圏であればYandexなどがシェアを上げてきており、今後、主流になっていく可能性もあります。
私たちアクセンチュアも、たとえば中国におけるリサーチを進める際は、日本語・英語でのWeb検索に限界があるケースが多々あるので、中国語の読み書きができるメンバーに、中国語で中国語圏の検索エンジンを活用してリサーチを依頼することがあります。
言語に合わせた検索エンジンの活用を考える際、身近にその言語を操れるメンバーを探して、調べてもらうということも必要かもしれません。
タブブラウジングでリサーチの時短を図る
リサーチをより効率よく進めるテクニックについても、ご紹介しておきましょう。
Web検索で表示される結果は、当然、玉石混淆です。その中から、いかに信憑性の高い情報を効率的に集めるかが、リサーチの肝となります。そのためにはウェブブラウザのタブ機能の使用をお勧めします。
具体的には、検索結果ページに出てくる見出しや抜粋を眺めて、該当しそうなサイトを見つけたら右クリックし、「リンクを新しいタブで開く」をクリックしていきます。こうすることで、検索エンジンによる機械的な検索結果一覧の中から、より自分の検索意図に合った、精度の高い検索結果がブラウザ上に開かれていきます。
検索結果ページで、よさそうなサイトがあるからといって、すぐにそのサイトをクリックして閲覧しようとすると、いちいち画面が表示されるまで待って、それから内容を確認して、意図にそぐわなければ検索結果ページに戻ってまた探して、という無駄な時間と手間がかかってしまいます。まずはタブ機能で複数のサイトを開き、見比べながら調べることで、偏った理解や早とちりを防ぐ効果も期待できます。
冒頭にも述べましたが、「ググる」ことで仕事をしたことにはなりません。しかし、現代社会においては、まずは「ググる」ことから仕事が始めたほうが、無駄なくスピーディに後の仕事が進むことも事実です。
皆さんも日々の仕事の効率や成果を高められるよう、「ググる」技術を高めてください。
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