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なんだこれは!と驚いたスバルの新ハイブリッド 雪道で知った「クロストレック S:HEV」の威力

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見た目で比較すると、ストロングハイブリッドのトランスアクスルは、やや“ぽっちゃり”というもの。マイルドハイブリッド車と比べると、車重全体では約50kg重たい。

トランスアクスルの比較。手前がストロングハイブリッド用で奥がマイルドハイブリッド用。埼玉県北本工場にて(筆者撮影)

ガソリンタンク容量の変化(48Lから63Lへ)やリアサスペンションの変更などでも、重量増となっているが、トランスアクスル自体が重くなっていることも、その見た目から感覚的にわかる。

ストロングハイブリッドのトランスアクスル中には、駆動用と発電用の2つのモーターがあり、エンジンからの動力を、遊星歯車等を介して前輪と後輪に分割。駆動用モーターは、ドライブシャフトと直結できる配置としており、その先に電子制御カップリングがある。

ストロングハイブリッド車のパワートレーンの模式図(写真:SUBARU)

2つのモーターと、車体後部下側に搭載している容量1.1kWhのリチウムイオン電池は、トヨタを通じて購入しているという。その他、遊星ギアなどの個別部品やトランスアクスルの基本構造は、スバル独自の設計だ。

リアサスペンションの改良が効いている

駆動用モーターの出力は、マイルドハイブリッド用の最高出力10kW/最大トルク65Nmに対し、88kW/270Nmへと拡大している。その効果は、雪道走行でも舗装路面でも絶大だ。

エンジン排気量はマイルドハイブリッドの2.0リッターに対し、ストロングハイブリッドは2.5リッター(筆者撮影)

クルマの出足がいいのは当然で、コーナリング中の姿勢変化に対しても、アクセルレスポンスがよいため、実に乗りやすい。

コーナリング性能が一気に上がった大きな要因は、大きく2つある。

ひとつは、前述の電子制御カップリングの効果だ。反応時間が速いため、ドライバーはアクセル操作とクルマのリアの動きが直結しているように感じる。

もうひとつは、リアサスペンションの改良だ。マイルドハイブリッド車に比べて50kg重たくなったことに合わせて、リアのバネレートとショックアブソーバーの構造を変更したという。

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